AKBの基礎体力について

TV朝日系列の深夜ドラマ『霊能力者 小田霧響子の嘘』の大島優子(AKB48)がたのしい。大島といえば最近では「国民的」と言われるアイドルグループAKB48のセンターであるが、前人気ナンバー1の前田敦子と比べると、どこか<ただ身近にかわいい(+幼顔にして…

マルクス「の」資本論

NHK教育テレビでここ数日「1週間de資本論」という番組が放映されていた。番組の内容はタイトルが表している通り1週間(正確には4日間)でドイツ語圏の経済学者、思想家のKarl Marxが書いた『資本論』(Das Kapital: Kritik der Oekonomie)のエッセンスを神…

物の怪

「もの」はタイトーのインベーダーゲームみたいにTEtte,TEtte,TEtte,TEと目に見えてゆっくりやってくるのではなく『呪怨』のトシオよろしくいきなりお宅に入り込んで来る。 休日あたり。研究が一段落し眼疲れ、夜に「巣」から這い出ててくるとよく居間で父が…

在野のメディア論

内田樹、茂木健一郎、池上彰と、TVや雑誌等のマスメディアで需要の高い三人の日本系知識人の共通点であり、より具体的に、巷のひとびとは彼ら三人にそのほかの知識人系の人たちとは異なったいったいどのようなことを求め、また感じているのだろうか、という…

ケータイつながるようになってます

連絡が遅くなりましたが、ケータイ経由で再び連絡がとれるようになりました。故障した本体は修理をすることができず即回収という上に、多額の交換費だけは手元に残るiPhoneのシステムをはじめて目の当たりにし、これってKarl Marxが言うところの「Entfremdun…

現在ケータイつながりません

iPhoneが逗子海岸で見事に水没し夏の花火よろしくきれいに散ってしまったため、現在ケータイ経由では連絡がつながらない状態にあります。なにか御用の方はmixiまたはfacebook経由でお願いします。

ガムの味を長持ちさせて

ガムの「すごさ」をこの頃あらためて実感する。イメージの物質的な悪さでいえばタバコに次いで第二位といっても言い過ぎではないのではないかと思うぐらいあまり品の良い食べ物ではないガムではあるが、タバコが近年多くの国でどんどん規制されていくのに対…

図図しい

ドイツ関係と梯子飲みで楽しい議論。新宿で。同じ「人」という類なのになぜこうも人それぞれめいめいの考え形を持てるのだろうかと神秘的にさえ思う。こうして他人の考え形といういわば脳内の写し絵めいたものをコミュニケーションにおいて感知することがで…

徒党を組んで助け合う

自分の調子が良いのか悪いのかの判断はつまるところしばしば目にする以下の例、半分残っている大好きなジュースに対して【半分しか残っていない】と消極的に判断するのか【半分も残っている】と積極的に判断するのかに落ち着くように思える。 要は論理方程式…

reset

来日していたイタリア人とここ数日間濃密に過ごしていたためか、ベルリンでの「私」、ここはあえて「Ich」と書くべきだろうか、が肉厚に脳内にフラッシュバックする。ということは逆にいえば今まではいつの間にかベルリンの記憶が薄れていたということを意味…

記号論

『ホムンクルス』『凸村戦争』『へルタースケルター』と自宅で合間合間に読み返すマンガがたまたま記号論で括れそうなもので並んだ。『ホムン』や『へルター』の物事の記号性に対する「まじめ」な身ぶりも、その記号界の外を信じる真剣さにもまいど心を撃た…

ぐうの音も鳴らない

時間的にも身体的にもひさびさのoff。ソファの上で山本英夫の『ホムンクルス』を読んでいると、つけっぱなしにしてあったラジオから若いリスナーの女の子が「リエちゃんのビキニパンツがちょ〜光の速さで波に流されて(笑)」、「リエちゃんのビキニパンツが…

「いき」の閾

「「いき」の第三の特徴は「諦め」である。運命に対する知見に基づいて執着を離脱した無関心である。「いき」は垢抜がしていなくてはならぬ。あっさり、すっきり、瀟酒たる心持でなくてはならぬ。この解脱は何によって生じたのであろうか。異性間の通路とし…

いぞらちおん

心の安定性に日々が入ったからだろうか、ネットで石田徹也の絵画を閲覧していたからだろうか、両方ともといえるしどちらも違うともいえるが、平穏な「日常ごっこ」の幻想性が露呈し、想像力がえらく空い。 「研究」のためパソコンを使いタイプしている最中に…

夏季五輪限定弁当: サマランチ

ゲーテの形態論に関する文庫を読み流し「萼」(がく)の字を辞書で引いていると「台」(うてな)という言葉に巡りあう。このごろ母音が「う」の文字になにか幼児性への父性愛めいた気持ちのもやもやを感じていたがこの「うてな」という言葉のもつ響きはまたL…

混む.com

ああもう忙しくてブログが更新できないというブログの更新を見かけると、そこに人間のコミュニケーションへの欲望とでもいうものを少なからず感じる。うれしい。

像よ

だいたい最初の一撃はタイガージャンプ。生きていることはコミュニケーション、文化人類学的な用語のニュアンスに落とし込むならば「贈与」だとしてみる。ドイツ映画の『BIS ZUM ELLENBOGEN』(2007)で描かれていたが、たとえ死体でも初期状態では腸の中に…

現前するおもいっきりの非現前を、やさしさを。

私はいつまでもむなしく自問するだろう、この映画を評価しようとする誰にとっても、次の問いはよい問いたりうるのではないかと。それは、この映画は、〈役者〉が演じる主体(要するに「私」)をまったく見たことがないだけでなく、彼の著作をまったく何も読…

吹くならば風、引くならば風邪

あるが中に恋の涙のわれもかうわれの涙の野のわれもかう(与謝野晶子)

カタツムリはジャンプできない

安部公房『箱男』読中。もう肉汁滴るメディア論かつ身体論。となるとガチの哲学、とはつまり「なにかについてだけ」その公式をえんえんと述べているような哲学といわれる記述法の存在意義、とまで言わなくともおもしろさは如何に?この問題域は哲学をするな…

嘔吐、ドローイング、げー、でる

自分は思考に関わる問題系に取り組むことが大好きなんだなということに気づく。今更ながら。例えばびとげんの『論考』やれゔぃすとろーすの『野考』と聞くと自然と「萌え」てくる。おそらくこの場合の漢字はそのmoeでいい。 でもたとえば数学者のゲーデルの…

うはむこころ

KAZE二日間。窓を開けてモナドを換気しろ。 ベンヤミンの「星座」モデルとMikrographieと言われる書記法を手がかりに、とりあえずなんとなく対置するとおもしろそうな気がした、カントの認識カテゴリー、ヘッケルの系統樹モデルほか主にドイツ思想史における…

飛んで火に入る

イカンガーって何だったっけか?マジンガーなどロボットの類いだったっけか?とググると「ジュマ・イカンガー」、タンザニアのマラソン選手で。人の後ろを走るスタイルを好まず、常に先頭で引っぱるレース展開が特徴で、その爆発的なスピードは「タンザニア…

しかしまあねなんというか殻

日本系の思想家、吉本隆明は「文学を書くことは自己慰安だ」と言った。ここに自分は「文学を読むこと」を加える。というのも、文学を読むことはただ本を読む、その両手ないし片手で紙の束から成った書物を餅、ページを繰ることだけを意味するわけではない。…

もう木

食えばへる 眠ればさむる世の中に ちとめずらしく死ぬも慰み

後日談

「ともあれ侍として死ぬこともかなわずモハヤ家も国もない一介の無宿ですから生き恥も ここに極まったりといった処です。 母は情けないといって泣いたモンですが私は何やらサバサバした心持ちでありました。 床に伏している間には娘の縁談は親同志の取決めに…

まっぱじ

雑記。理性の、つまり普段の「自分」を制御している管制官としての私の意識の、スイッチをできる限りoffにした自分の姿、振る舞いをスイッチをonに戻した自分からReflexionし直すとひどく恥ずかしい。その理由は自分が統御できてないいわば別人格の私の姿を…

間蛙

雑記。「思考する」ということについて、素朴経験論的に解釈する必要に駆られた。というのも、最近自分は「思考する」ことができていない。その理由は忙しすぎることにあると想像する。とはつまり、やること、より具体的に言えば、やらなければならないこと…

くさくさしながら

雑記。外は雪。せっかくだから過去に文豪と呼ばれた男たちの【雪】のタグで括られる小説、谷崎潤一郎『細雪』、川端康成『雪国』、三島由紀夫『春の雪』なんかを周読したいなと思うも時間がない。まあいいか、杉浦日向子の読む江戸人に言わせれば「雪見とは…

飛散

雑記。映画『キッズ』や『ガンモ』で名を馳せたハーモニー・コリン(Harmony Korine)の最新作『ミスター・ロンリー』(Mister Lonely)をDVD見。キッズ [DVD]出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア発売日: 1999/08/27メディア: DVD購入: 5人 クリック:…