新古融合歌舞伎テアター

吉原御免状
プロデュース:劇団☆新感線 脚本:中島かずき 演出:いのうえひでのり 出演:堤真一松雪泰子古田新太京野ことみ梶原善/高田聖子/粟根まこと藤村俊二

いやー、



ケツが痛かった。(←三時間ほぼ座りっぱなし)


ではなく、


良かったです。


歌舞伎や時代劇などの伝統演芸をしっかりと踏襲しつつも、
ロック調の音楽や、キル・ビル風のスタイリッシュな演出を存分に取り入れてあって、
まさに、日本芸能の現代版再解釈といった感じ。


悪くいってしまえば、外国人が日本に抱く、
SAMURAI、GEISYA、HARAKIRIの偏った日本像の上塗りともいえるけども、
私はこういう演出には断固賛成です。


確かに、日本=SAMURAIと思われてしまうのは困るけれども、
それでも、やっぱり歌舞伎や時代劇のもつ、
武士道というのか、和の心は、
世界の様々な文化と比べても、最高に新しいし、
なによりも、


カッコイイ!!


死に花咲かせてみせようぞ」なんて言われた時にゃー、
正直、肌が鶏化しちゃいましたよ。
あと、「御意」なんかも、好きだし、
斬られたときに、血がプシューーーーって出るのもいいね。


そういった侍や歌舞伎のもつかっこいいエッセンスだけを下品にも全部いっしょこたに抽出して、
エンターテインメントとして完成していて、
尚且つカッコイイんだから、
これはこれで絶対アリです!!
ぜひ、外国の方々に見てもらいと思います。


ただ、京野ことみおひょいさんはナシ。
とくにおひょいさんはセリフ忘れすぎ。





不発。あんま言いたいこと書けませんでした。
けど、おわり。