在野のメディア論

内田樹茂木健一郎池上彰と、TVや雑誌等のマスメディアで需要の高い三人の日本系知識人の共通点であり、より具体的に、巷のひとびとは彼ら三人にそのほかの知識人系の人たちとは異なったいったいどのようなことを求め、また感じているのだろうか、ということについて考えをめぐらせているとなんとなく【知のジャーナリズム】という言葉が頭に浮ぶ。
そういえばドイツの文人Walter Benjaminの生涯に読み込むことのできる急激な「後期転回」も細かい用語の定義は後にして、ある意味ではjournalistischという言葉でもって括ることができるかもしれない。
『街場のメディア論』も関心上タイムリーだし読んでみよう。ネット上に転がったレビューを見る限り「メディア論」ではなく【マス・メディア論】のようだし。

街場のメディア論 (光文社新書)

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