ネバーランドはホラー?

『FINDING NEVERLAND』(邦題:ネバーランド
制作:2004年 イギリス=アメリカ 配給:東芝エンタテインメント 監督:マーク・フォースター 出演:ジョニー・デップケイト・ウィンスレットダスティン・ホフマンラダ・ミッチェルイアン・ハートケリー・マクドナルド

ちょっとコレ、子どもだましなんじゃないですか?
基本的に井筒監督が「こちトラ自腹じゃ!」でボロクソ言ってた通りだと思います。どれも説明不足ですし、結末もたしかに泣きどころではありますけど、ガッカリです。なぜだかは言えませんが、私なんかは「ホラー」にさえ思えました。ネバーランドってコレなの!?てか何っ!?物語の雰囲気だけでごまかし過ぎです。コンセプトはピーターパンの完成秘話というから期待していたのに、ぜんぜんハッピーじゃない。ピーターパンの着想がこれなんてほんとイヤですよ。
現実の世界に空想の世界の映像を交えたりして、作り方やストーリ−の構成は「ビッグフィッシュ」とほぼ同じだと思うんですが、その良さはというと塩とナメクジ。「ビッグフィッシュ」の圧勝です。
エンドロールのピアノ曲はすごい良かったです。ダスティン・ホフマンは友情出演なんでしょうか?宝のもちぐされ感あり。映像はきれいなんだけどなー。2点。


補足:私の点数の付け方は、その時の体調うんぬん至極気分なんですが、2点代と3点代の間には日本海溝ぐらいの大きな溝があると思って下さってけっこうです。