2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)作者: 業田良家出版社/メーカー: 竹書房発売日: 1996/06/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 426回この商品を含むブログ (217件) を見る自虐の詩 (下) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)作者: 業田良家出版社/…

千のプラトー―資本主義と分裂症作者: ジルドゥルーズ,フェリックスガタリ,Gilles Deleuze,F´elix Guattari,宇野邦一,田中敏彦,小沢秋広出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1994/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 81回この商品を含むブログ (88件…

悲劇!!日ハムが日本シリーズで勝てない3つの真実(ワケ)!?

むやみにタイトルを中吊り広告風にしてみた。といっても、日本シリーズは全く見ていない。が、ワールドシリーズは垣間見た。 大リーグになにか「すごさ」のようなものが付きまとうとするなら、それは「アメリカであること」にあるのではなく、「Major」の名…

バレエ・カンパニー [DVD]出版社/メーカー: エスピーオー発売日: 2004/12/23メディア: DVD クリック: 21回この商品を含むブログ (69件) を見るロバート・アルトマン監督。上演構想段階での予算獲得の紛糾を描いたり、上演中の舞台袖からのカットを入れたり、…

帰り道に激怒しながら携帯で話す中国人に出会う確率について

再び、むやみにタイトルを村上春樹風にしてみた。意味はない。が、事実はある。それが今度は中国人だった、ということだ。 3週にわたって続いていた(思想史のズレが身体に翻訳されて発生した?)歪みを治す整体が終わった。生まれ変わったようだ。中国系な…

センターステージ [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2007/08/29メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見るかつてニーチェは「わたしが神を信ずるなら、踊ることを知っている神だけを信ずるだろう」…

「象の消滅」 短篇選集 1980-1991作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/31メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (252件) を見る枕読。こうして短編集で読んでみると、村上春樹というのは、(見聞する)サリンジ…

帰り道に激怒しながら携帯で話すインド人に出会う確率について

むやみにタイトルを村上春樹風にしてみた。意味はない。 『千のプラトー』を読んだあと、新宿駅のホームを歩いていると、ファッションは服自体にあるのではなく、「着こなし」の方にあるのだと切に感じる。 たしかに少し時間は遅かったかもしれないがそれで…

Basic Channel (Reis)アーティスト: Basic Channel出版社/メーカー: Basic Channel発売日: 2005/10/04メディア: CD購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (13件) を見る金太郎飴みたいに、どこから聴いてもずっと同じことの繰り返しで「つまらない」…

Customeinen

パスカルの「人間は考える葦である」というテーゼはあまりにも有名だが、これまでは多く、その「葦」の方に力点が置かれてきたように思う。だが、そうじゃない。パスカルはなにより「考える」ことの大切さを問うてきた。たしかに、この身体の内にはわけのわ…

台風以下

過ぎ去った台風の後の暑さのように、以下の思いが切々と強まって。

青い棘 [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発売日: 2006/04/07メディア: DVD クリック: 9回この商品を含むブログ (33件) を見る語学見。邦題の(三浦綾子から引っ張ってきた?)「青い棘」も素敵だが、原題は「Was nützt die Liebe in Gedanken」。直訳すれ…

ちむ+めがね=?

近頃、人に会うたびに『ちむちむ☆パレード』と『めがね』の種をばら撒いている。結果は上々だ。幸せだ。

ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)作者: 幸村誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/23メディア: コミック購入: 7人 クリック: 51回この商品を含むブログ (129件) を見る幸村誠。パウゼ。中途半端に野蛮に殺しあっているだけで、読みどころに欠け…

かもめ食堂 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/09/27メディア: DVD購入: 18人 クリック: 381回この商品を含むブログ (1254件) を見る『めがね』が好きなら『かもめ』も見る。 オフ・モノローグとちゃかちゃか変わるカットではじまるオープニングから…

夕餉

ポジティヴなんだかネガティヴなんだか分からない、その間のようなぼんやりした感情、日常。

『めがね』考

映画『めがね』を2回目に見たときに感じたのは、再見ではなく、再会だった。この感情の由来をざっとパラフレーズしておこう。 2回目に映画を見たときの「再会」といった感情はおもに次の2つのことに由来する。1.『めがね』の撮影技法そのもの。2.レイトショ…

2めがね

レイトショーで『めがね』に再会。実は意外と伏線がはってあったことに気づいたり、烏賊のことを考えたり。

ピクトアップ 2007年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: ピクトアップ発売日: 2007/08/18メディア: 雑誌この商品を含むブログ (14件) を見る特集「『めがね』の視点」。出演者やスタッフの『めがね』にまつわるインタビューが載っているのだが、あんなに映画は…

域外

パンフレットも買いたいし、今日もレイトショーで『めがね』を見に行く予定だったが、予習が終わらないので、残念だが明日にまわす。まあ、生きがいが一日のびたと考えてよしとしよう。で、代わりといってはなんだがめがね関連の雑誌を読。

『めがね』 市川実日子が出ているから、ではなく、招聘研究員として大学に来て下さっていた映画研究者の方が勧めていたので見てみる。 技巧くさくもならず、重苦しくもならないロングと長回しのショットの交換は、映像をたゆたわせ、「もの」や「こと」への…

カジョーとケツジョ

いつもしている腕時計をするのを忘れてしまい、一日中、不安だった。ふと、「いつもあるものがない」のと、「いつもないものがある」のではどちらが不安だろうか?と疑問に思う。 はじめて地下鉄有楽町線の新型車両(10000系)に乗る。明るくて広い車内(に…

真実の裂け目

『シガテラ』、『ちむちむ☆パレード』または村上春樹『象の消滅』を読んでいて思う。目の前にある幸せも日常も夢も、曖昧で脆いもので、結局のところ、錯覚でしかない。ロマンチックなことも、永続的なことも存在しない。悲しいことだ。でもだからって、すべ…

ぐだり日曜

合間合間に『シガテラ』のラスト3話だけを繰り返し読。まるで反復強迫みたいに。キットラーじゃないが、文学に(荻野と2人で裸で風呂に入る南雲さんの)「笑顔」は描けるのだろうか?そして、その後の恋人は変わっても変わらない(妊娠中の)笑顔の類似も。

シガテラ(2) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 古谷実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/04/06メディア: コミック クリック: 7回この商品を含むブログ (45件) を見るシガテラ(3) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 古谷実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/0…

逃亡くそたわけ―21才の夏 試写会。美波。こういう、(実際は)ラヴストーリーの装飾的要素のためだけに、精神病やら、哲学(ヴィトゲンシュタイン、ヘーゲル、マルクス)やらを使った映画は好きじゃない。かといって、スタイリッシュ(とよばれちゃうんであ…

しぶら

渋谷で試写会。後、(1.2.3.)ダーツ。『差異と反復』、『千のプラトー』読。

ちむ読む

僕のモウストなマンガといってもいい鈴木志保の『ちむちむ☆パレード』を電車内で反復。死と再生の物語であることがもやもやと見えてきたが、それだけではとうてい汲みつくせないこの読中の「悲しみ」はなんだ?たぶん、「時間」と「錯覚」がキーワードになる…

シガテラ(1) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 古谷実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/12/23メディア: コミック クリック: 301回この商品を含むブログ (151件) を見るギャグなし古谷実。ダメダメな、どうしようもない「日常」への反抗がバイクに乗って走る…

箱庭の恋

すべては脳内で起こったことだが、赤ら顔して実際には酔っているのに、それでもなんでもないかのように理性的に振る舞おうとしている女の子を見て恋。 さあ、ドイツ語だ。