2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

女性のオーガズムは男性の3倍と聞くけど、それにしてもなぜ女性作家は性描写を書かずにいられないのだろう。

山田詠美の『Soul Music,Lovers Only』(幻冬舎)を読んだので、それに関することを。 正直この小説はタイトルで買った。そもそも私は山田詠美が好きじゃない。やたらとでてくる性描写、曲がった人生観が嫌なのだ。それに、どうしても私…

年末の深夜にやっているちょっとメジャーな映画ってなぜか見ちゃう。

演劇『ロミオとジュリエット』を観たのでその感想を。『ロミオとジュリエット』演出:蜷川幸雄 出演:藤原竜也/鈴木杏 私は基本的にロミオとジュリエットが好きなのだが、この演劇はふつうにおもしろかった。個人的にオススメしたいのはどのロミオとジュリエ…

島田紳助/松本人志 著の『哲学』(幻冬舎)という本を読んだ。この本を読めば、天才、才能というものが分かる。松本紳助2人の笑いに対しての姿勢や深い人生観などかなり細かく書かれており、天才たちの日常、こころの中を垣間見えるといってもいい。でも、…

いきなりだが、私は吉田修一という作家が好きだ。彼の小説には主観がない。あまり多くはないが、別に心理描写がないというわけではない。にもかかわらず、なんというか彼の書く物語には感情というものがない。物語は常に客観的に語られ、そのストーリーも登…

今年の紅白歌合戦で、新潟県出身の小林幸子は恒例の豪華な衣装をやめ、故郷への思いを込めて「雪椿」を歌うことになった。その理由は「ふるさとが大変な時に豪華な衣装で出演する気にはどうしてもなれない。復興にエールを送る気持ちを表現できれば」という…

私の好きな詩をどうぞ。 『サキノハカといふ黒い花といっしょに』 作:宮沢賢治サキノハカといふ黒い花といっしょに 革命がやがてやってくる ブルジョアジーでもプロレタリアートでも おほよそ卑怯な下等なやつらは みんなひとりで日向へ出た蕈のやうに 潰れ…

映画『シービスケット』(アメリカ)を見たのでその感想を。 監督:ゲイリー・ロス 原作:ローラ・ヒレンブランド 出演:トビー・マグワイア/ジェフ・ブリッジス/クリス・クーパー きれいな映画というのがある。シービスケットはそういう映画だ。まず映像が…

企業の面接でもいい、「自分自身をアピールしてください」と尋ねられた時、私はなんと答えるだろう。私はどうやって自分自身を証明するだろう。それが、有名野球部の4番バッターなら話は簡単である。もう有名野球部の4番ということ自体が証明となるからだ…

もうひとつ、映画「アメリカン・ヒストリーX」(アメリカ)を見たのでその感想を。 監督:トニー・ケイ。出演:エドワード・ノートン/エドワード・ファーロング。この映画でまず目につくのがエドワード・ノートンの見事なまでの肉体改造ぶりだろう。これがあ…

ピカソ展−躰とエロス−に行ってきたのでそれに関することを。 わたしはピカソについて゜の字ほども知らない。もちろんキュビスムと言われてもなんのことなのかサッパリ。だから、分からなかったというのが正直な感想である。でも分からないとつまらないは違う…

「私もあの人のようになりたい」。そう思う時がある。そこで私はむしょうにその人に、どのような生活をおくっているのか尋ねたくなる。その人と同じ生活をすれば、その人と同じような人間になれると思うからだ。だが、たとえ、私がその人と同じ生活をしてき…

今日、彼がおならをした。私は臭いと思った。そのとき、ふと以前友人が「おならは粉末のうんこ」と言っていたことを思い出した。でも私におならは見えない。花の蜜の香りも、夏の汗の臭いも、私には見えない。においはあるのだから、何かしらの物質は私の顔…

映画「スリーピー・ホロウ」と「スクール・オブ・ロック」を観たのでその感想を。 まずは「スリーピー・ホロウ」(アメリカ)から。 監督:ティム・バートン 。出演:ジョニー・デップ / クリスティーナ・リッチ。この映画はまずその世界観が魅力的。ほの暗…

「遊び」の中に差異ってないだろうか。部活動をしているAさんと、パチンコをしているBさん。自分は二人を同じにみているだろうか。どうしても心のどこかでAさんの方が「がんばってる」とか思っていないだろうか。もし思っているならそれは悲しいこと。A…

日記というか日々ふと思うことを書くことにした。ブログ?てか何語?まだよくわからないことが多くてタイヘン。まあ、何事もまずははじめてみることが大切ですよね。 ちなみにページのタイトルは幸村誠のプラネテスから引用、改変した。 初日はこんな感じで。