2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

天才はヘンタイの賛成なのだ

BOSSの缶コーヒー「ファーストクラス」をついに飲んだものの、その他のエコノミーな缶コーヒーとの違いは名前以外には分からず、その甘い味とは反対に、コーヒーのように黒くニガニガしい思いをした。でも、いいのだ。自分の脳内は仲間との会話によって、い…

すこし資本主義的だけれどもさ

このごろCMではよく見る、ジョージアの新商品「ファーストクラス」、 一日の終わりにご褒美として買おうとするけど、自販機では全くみないな、なんて思っていたら、BOSSだったぜ。 ものを書こうとすると、自分の語彙不足、Wittgensteinを引けば、このことは…

液体になるためにはどうしたらいいだろうか

俺はすでに死んでいた、ことを自己中研究生活に溺れて忘れていた。 知性は、性欲(エロ)や無知性(バカ)を肯定できるのか?という問いにYes we canと胸をはって言えない限り、知性ないし知性的な振る舞いを偏重する気はない。そんなポテンシャルの狭い(ち…

空気を肯定する

気をつけないと、モラルはしばしばエリートの味方だけをしている。神は知だった。でも、共通不変の神である知を想像するためには、体は邪魔だった。というのも、体はまず眼に見える、そのため、万人の体がきれいだったらいいが、どうしても、デブだったり、…

胸に散弾銃

問題は、萌えに溺れる変わりに、消費に猟られる変わりに、愛に逃げる変わりに、いかにしてニヒリズムを克服できるのか?鋼鉄の意志でか?ブログなどでコメントをもらうとうれしいのかもしれないけど、そのコメント欄に真っ先にコメントしてくれるのは、エロ…

きれいごとを言い通す

フロンティアはいつしか人の心になる。 赤かろうが白かろうがお祭り色の資本主義なんて結局どうでもよく、不快感をおぼえているのは、進歩主義に対して。というのも、熱い(Hot)ためにはなにかをつねに燃やしていなければならない。蛾、燃やすものがなくな…

憎々しい肉はない

TVのつまらなさにWOWOWにチャンネルを替えると映画『いのちの食べかた』("Unser täglich Brot", 2005)がやっていた。いのちの食べかた [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2008/11/29メディア: DVD購入: 20人 クリック: 271回この商品を含むブログ…

俺の海よ

アカデミック、教授などという死臭のするポジションに付く気は毛頭ないのだけど、どうやらベルリンで博士論文を書く気配がし始めた。それに、考えてみれば、どこかチキった感のあるダブル・マスターよりは、ドクターをサバイヴする方が生き甲斐がありそうだ…

はっとしたんか

路上を歩いていると、前方お腹のあたり中空に羽虫コガネ系、飛んでいる。おれは人間だから、なんのことはなく奴シカトして歩き続ける。と、もちろん虫、俺にあたって。普通、車でもいい、振り子でもいい、ビリヤードの球でもいい、ふたつの運動体が衝突すれ…

これでいいのだ?

池袋、東京芸術劇場の芸術監督に就任した野田秀樹がめざす「実名」の発信、自分の言葉で言い換えれば、場所、Hot placeに基づいた発信には、自分の今後の方向性ともあいまってひどく共感している。というのも、場所に基づいた発信、ここでは劇場、は、(1)…

俺の思い出はかえらねえのか

誕生日に合わせ、Freie Liebeの相手に送るための写真を整理、ふたりの思い出をより鮮明に残すために日付なんかいれてしまおう、しめしめ、と現像してみると、一年の時差、ならぬ、誤差。右下には、2008/07/28の文字。ちゃうねん、2009年。俺、強烈にへこむ。…

文句のひとつもいえねえようなやつは墓場いきだ

日本に遊びにきているドイツ人の友人と頻繁にあっているせいか、またこいつのしゃべるドイツ語がきたねーきたねー、たまたま「テレビでドイツ語」を観たせいか、以前より現地の(おもにベルリンの)生っぽい情報やそもそものドイツ語が話される機会が増えて…

表現者が好き

花*花がこんなことを歌っていたっけ。ああー、よかったなあ。とくにこの数日は。理由は、出会いに結びついている。この出会いをつくりあげてくれた人々にはとくに感謝している。というかむしろ出会いはきっと最近ハマってる、オクタビオ・パス(Octavio Paz…