2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの出会いは必然だった

必然性の度合いが低ければ低いほど、必然めいたものを感じる。というのも、必然性の度合いが低いということは、まぎれもなく、偶然、ということなのだけど、とてつもなく偶然だからこそ、それが起こりえたとき、必然になる。まったく起こる可能性が少なかっ…

Bodyがお留守だぜ

潜水服は蝶のようなため息をつくだろうか。 柄にもなくアートプロジェクトのようなものに顔を出している。本当に淋しくなる。アートを通して、コミュニケーションを促進するって?それもうコミュニケーションじゃないだろ。アートを通さなきゃ、なにか模型さ…

ほんとにユニクロが好きなのか?

「UNIQLO CALENDAR」これを見ていて、思う。こんなセカイ間違ってると。でも、何に対して間違ってる?と理路整然、問われても、明確な答えはいまだ出せないだろう。ユニクロのセカイには、「現実味」、より強くいえば、「俺、私、わたし、僕、ぼく味」がない…

君は野犬の目をしている

人間をしれじれ分類するのは、えせ精神分析みたいだし、キャラクターをあーだこーだとカテゴライズしようとする試み自体がなにかしみったれてる思うのだが、せっかく出会ったのだし、文節化の練習ということで、結局、記すことにする。「変わり者」について…

なかなか、どうして

多数性、極まって無志向性を志向しているものが好き。だから、ジェンダー・フリーか否かはどうでもいいのだが、男が「男」である必要はないし、女が「女」である必要はない。つまり、おかまでも、おなべでも好きに決定すればいい。多数へ向かっているから。…

ったく、自由じゃねえな

mixiでコメントをもらうとうれしい、というヒポテーゼを検証するため、実際にmixiにコメントを書こうとすると、挫折。なにやら、外部の人はダメなんだと、ほんと日本のコミュニティー・ケーションって他者性あるよね。なもんだから、結局はてなに書くかくし…

この国にいかにして「出口」をつくるのか?

帰国後、東京ではじめて花金の終電にのる。そこで、ほんとうの泣きたくなる地獄と無力なじぶんを見た。でも、同時にだからこそ「出口」もみえた。■理論篇■ 花金の終電の満員電車内はポーランドでみたビルケナウ強制収容所と変わらない。アガンベンを待たずと…

「人生」などという字ははやく黒で塗りつぶせ!

ものすごいメモり癖があるが、もっとも大切だと思うことはあえてメモらないことにしている。なぜなら、現象の目覚め、「無意志的想起(mémoire involontaire)」を信じているからであり、トラウマとして反復強迫的に想起しないのであれば、その現象はじぶん…

炎の悲しさについて

批評として生きること(das kritische Leben)おいて、「●●だから」好きの、●●に入る文字は重要だ。たとえばそれが、演劇家だから好き、だったら、それは同情にたよったうるうるまなこの盲従に過ぎない。●●に入る文字はつねに垂直的な固有名詞である必要があ…

うざいんです、カーナビゲーション

自宅にて日経新聞を黙読すると以下の記事。「おしゃべり機械 あれこれ増殖中」。いいじゃねえか、べつに。便器からモーツァルトが流れ出すご時世、機械がしゃべろうと、なにもびっくらする要素なし。むしろ、「聴覚障害者」にとっては、横断歩道にて、三途の…

おれの方がよっぽどTokioだ

東京の「文化的」ポテンシャルは実にやべえ。 映画館、美術館、劇場に加え、能、歌舞伎、落語などの伝統芸能、しかもこいつがまだ、チェコの人形劇のように、死んでねえ。とはつまり、ただの旅行者むけ観光スポットと化していないのである。また、数々のイベ…

ふむ、くまった

難題。記憶とアイデンティティ、意志を行動のモチベーションにしているのであれば、記憶と意志の問題、と言い換えてもいい。たまたま観た映画『グッバイ・レーニン』、『メメント』がたまたま記憶つながりで、さいきんの自分のベルリン+ベンヤミン追憶生活…

なんかもう笑えてくるね(笑)

ああ、内蔵えぐられてえ。んな、思いはいつも虚空。 みんな礼儀正しいね。がちがちの敬語、いいね、その距離間(笑)ふわふわの語尾、いいね、その距離間(笑)やっぱ和だよね、和、和風。ハンバーグも和風だったら、肉じゃなく、豆腐だしね(笑)ポン酢なん…

ワンシーン

夜、地元、帰路暗中。バチと、火花にも似た音、次、何か首もと。魚っ!!!!!!と、仰天。脳内変換、間に合わず。おもわず、魚。のちきづく、意識化にて、なんだ蝉か、と。おどろかすなよ、と、ごつ。これはSchmerzではなくSchockだなと。ここより、モード…

もう〜、ホント、知らないんだからっっ

大好きなアニメ、グレンラガンの映画『天元突破グレンラガン 紅蓮篇』を観た。泣いた。残念すぎて。俺の!グレンラガンはこんな「萌え」アニメじゃなかったから。劇場版グレンラガン 紅蓮篇 【完全生産限定版】 [DVD]出版社/メーカー: アニプレックス発売日:…

おかえらない

疑問だった。さいきん自分はなぜこうも「身体」、いや、「身」を中心にものごとを考えるようになったのか、と。 考えていた。本を読んだ。そこに、こうあった。 ほんとうに大事なことは、何ひとつ教えることができない。この自覚のないところに、教育がある…

有機野菜が好きだと聞いた

髪を切る。日本の技術、繊細さはハマーだ。際に、雑誌を読む。名は忘れた。なにかアルファベート2文字の、「新しいライフスタイル」を提示するとかいうやつ。そこには、所ジョージや高田純次、各ビジネス界のイノベーターによる人生の格言なるものが掲載さ…

あどけない話

東京に戻ってから5日。ベルリンと比較しては、毎日不満たれる。その理由のひとつ。 空がみたいのだ、単純に。 高層ビル群の隙間からのぞく、猫のひたいのような空ではなく、あの空が。 空気が吸いたいのだ、単純に。 密集した人とモノによる、蒸篭蒸しのよ…

ゆめさなか

ただいま。 ケータイはまだきっとどこか太平洋上だけれど、 わたしはついに?すでに?もう?Japan。 夢きれぎれ。 追記:ケータイ復活しました。