ワンシーン

夜、地元、帰路暗中。バチと、火花にも似た音、次、何か首もと。魚っ!!!!!!と、仰天。脳内変換、間に合わず。おもわず、魚。のちきづく、意識化にて、なんだ蝉か、と。おどろかすなよ、と、ごつ。これはSchmerzではなくSchockだなと。ここより、モード切り替わり、
Schockとは、かなりFreud的な意味で「不気味なもの(das Unheimliche)」が身体へ侵入する際に示す拒絶反応であるな、と。であるとするならばそこから類推して、逆に、Schmerzとは、身体に内蔵化された「不気味なもの」の、かなりNietzsche的な意味での「嘔吐(Ekel)」であるかもしれないな、と。両概念の違いは、ベクトルと、身体にあるのではないか、と。ならば、現代はやはりZeitalter des Schmerzesではないか、と。ここより、夢想。もしそうであれば、これはただの頭ごなしイデオロギー批判ではない、より経験的で、肉体的で、泥臭い「資本主義」批判であるやもしれぬな、と。
ふふ、ふふふ、ふふふふ、ふふふふふふ。また帰路。