君は野犬の目をしている

人間をしれじれ分類するのは、えせ精神分析みたいだし、キャラクターをあーだこーだとカテゴライズしようとする試み自体がなにかしみったれてる思うのだが、せっかく出会ったのだし、文節化の練習ということで、結局、記すことにする。「変わり者」について。
「変わり者」といってもひろく3種類に文節できる。
1.「天然系」:ここでは「天然」という語義に忠実に従うことにして、天然、生まれつきに変わり者な人。つまり、なにかやることが、意図せずに、たいてい変わっている者。
2.「不思議(ないし、+ちゃん)系」:意図的に、不思議な自分を演出して、変わっていることをしている人。でも、その変わりのベクトルは「体制」向き。つまり、たしかにやってることは変なのだけど、なんだかんだで、最終的に「かわいい」で許されちゃう変わり者。
3.「野犬系」:意図的に、変わっていることをしている人、という意味では、はたからみれば、不思議ちゃんと同じに見えるが、その変わりのベクトルが「反体制」向き。つまり、やってもあまり社会的には認められないにもかかわらず、信念とか理想とかいうやつのせいで、一般的なものごとからは変わってしまう者。またの名を「バカ」という。ええ、愛情こもってます。
愛する変わり者たちを見つけ、出会うために。