真実の裂け目

シガテラ』、『ちむちむ☆パレード』または村上春樹象の消滅』を読んでいて思う。目の前にある幸せも日常も夢も、曖昧で脆いもので、結局のところ、錯覚でしかない。ロマンチックなことも、永続的なことも存在しない。悲しいことだ。でもだからって、すべてが虚しいんじゃない。だからこそ、ロマンチックに感じたり、永続的に感じたりしたヘンテコな今この一瞬(Jetztzeit)が何よりも大事なんだ。
現実を裂かせ。