青春=性春

『Y TU MAMA TAMBIEN』(邦題:天国の口、終りの楽園。
制作:2001年 メキシコ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ 監督・制作・脚本:アルフォンソ・キュアロン 出演:ガエル・ガルシア・ベルナルマリベル・ヴェルドゥ/ディエゴ・ルナ

のっけからヘア丸出しのセックスシーン。物語中もまぁ盛りのついた犬のごとく、ペニス、ヘアー全開でヤルわヤルワ。ここまでたくさんヤられると、私の中でエロ映画部門に入っちゃってもしかたない。お国柄か知らんけど、とにかく性描写がかなり露骨。
邦題から、私は勝手に、青春時代の暴力的で、虚無的な、刹那系ストーリーを想像したけど、そんなことはなかった。同じ刹那系は刹那系でも、どちらかと言えば、2度と戻らないひと夏の1ページといった感じ。
ガエル・ガルシア・ベルナルは、エサを前にヨダレをしたたらせてる犬みたいで、予想通りにかっこいい。
あと、物語中にほぼストーリーとは関係なく、メキシコの現在の姿?(厳しい貧困の様子?)みたいのが挿入されるのはおもしろい。物語のバカ騒ぎ感といい対比になってる。
ラストは好き。
若さとはエロさなり。2・5点。