それは誰のため?

『THE BUTTERFLY EFFECT』(邦題:バタフライ・エフェクト
製作:2004年 アメリカ 配給:アートポート 監督・脚本:エリック・ブレス/J・マッキー・グルーバー 出演:アシュトン・カッチャーエイミー・スマート/ウィリアム・リー・スコット/エルデン・ヘンソン/メローラ・ウォルターズ/エリック・ストルツ

うーん、観る前にこの映画は「今年一番」って勝手に期待していただけにザンネンな一作。
もうどんな情報でもネタバレにつながるんで詳しくは書きませんが、簡単に言えば、不幸な彼女の人生を変えるため、主人公(カッチャー)が過去に戻り、彼女の人生を変えようと試みる、といったお話。
ハラハラするし、それなりにのめり込めるし、それなりに新しい。でも、これってほんとに、「全編まったく緊張感が途切れず、あたかもクライマックスの連続のよう」なスリリングな作品なんでしょうか?自分としては、(珍しく)最初の方ですでにだいたいの結末が読めてしまったんで、観てるときは、「ああ、次はそんな感じなのね」といった気分で、少々退屈気味でした。もちろん、何回もビクッ!てなったけど。
私の反省としては、あまりにも期待しすぎて、ちょっと観る前に感想を聞きすぎたかもしれない。本来なら、かなりナイスなラストだと思う。
あと、ディレクターズ・カット版があって、そっちの方が本当のラストらしいんでDVDが出たらそっちも必見です!
でも、やっぱりエイミー・スマートはないなー。彼女だけで−1・5点はしたくなる。3点。