ティム・バートン作不気味ヒーロー 3点
『BATMAN』
製作:1989 アメリカ 配給:ワーナー 監督:ティム・バートン 製作:ピーター・グーバー/ジョン・ピーターズ 音楽:ダニー・エルフマン 出演:マイケル・キートン/ジャック・ニコルソン/キム・ベイシンガー/ジャック・パランス
はいっ、見ちゃいました、バットマン。
良い消費者な私です。
ティム・バートンのこの世界観はなんといえばいいんでしょう?
きもカワ?
もう、この不気味で、気持ち悪くて、怪しくて、ファンタジックで、ちゃちくて、ドジで、コケティッシュで、神経質で……、
最高です!
巷では、「バットマン ビギンズ」が最高傑作との評判が出てますが(ただの宣伝?)、
やっぱりバットマンはこれです!
このヒーローなのに、
やたら不気味に登場しちゃうあたりとか(もうホラーの域)、
バットマン役が何故か、もっともバットマンに似つかわしくないようなマイケルキートン(ビートルジュース)な感じとか、
バット・モービルとかメカはものすごくかっこいいところとか(ビギンズではほぼ戦車)、
最高です!
そして、
ジョーカー役の
ジャック・ニコルソンっ!!
完全にスタンディングオベーションです!
なんてサイコ!
こんなにユーモラスで恐ろしい悪役って、
これ以後いるんでしょうか?
なんてたって、世界を恐怖に陥れる理由が、
「1ドル札に自分の顔を載せたい」ですよ!
ないない、ふつーないって、そんな理由でそんなことしちゃう奴わ。
彼の怪演は凄いとしかいいようがないです。
それにしても、クリストファー・ノーランはちゃんとこれをみたんでしょうか?
あまりにも、ディテールが違い違いすぎる。[ビギンズ]3点→2・5点。
もうほとんどの人が見たことがある映画だとは思いますが、
どうぞビギンズを機にまたみてみてください。