まさにソフィア・コッポラの処女作  2・5点

『THE VIRGIN SUICIDES』(邦題:ヴァージン・スーサイズ
製作:1999年 アメリカ 配給:東北新社 監督・脚本:ソフィア・コッポラ 製作:フランシス・フォード・コッポラほか 出演:キルスティン・ダンスト/ハンナ・ホール/ジェームズ・ウッズキャスリーン・ターナージョナサン・タッカージョシュ・ハートネットダニー・デヴィートヘイデン・クリステンセン

素敵だけどただそれだけ


写真家とデザイナーという一面ももつだけあって
さすがにアート系に強いソフィア・コッポラ
彼女の映像はやっぱりとんでもなく美しい
どことなく涼しげで
どことなく寂しげで
ひとコマひとコマが画のように繊細なんだけど
それでいて自己主張するわけじゃなくて
その映像美には釘付けにされる


ただ、
それだけ


残念なことにその美しい映像のピースが
ぜんぜん線としてつながってこない
いうならば、


点でバラバラ


だから
映画を見てても常に
なんで?なんで?の連続で
ストーリーとして全然わけわかめ


ヴァージン・スーサイズというだけあって
少女の自殺をテーマにしてても
なんで彼女があそこで自殺するのか
分からないからしょうがない
まあ、ほんと処女作だなという感じ


ただ、セシリア役のハンナ・ホールはVery cute!!

妹になってくれ!
そして大きくなったら結婚してくれ!


私はこういう映画好きなんで、2・5点ですが
ナチュラルな視点で見るなら1・5点ほどです