嘘であるなら嘘であるように見せてくれ

イノセンス

18:45分からの国際交流パーティーまでの間
図書館で文藝を読みながら時間を潰す
やっぱり吉田修一は興味深いし
今回、文藝賞をとった若干15歳の三並夏
平成マシンガンズ」も意外にどうして面白い
ただ、2人にこうも
社会、関係、愛情がいかに虚構であることを連々と綴られると
いささか精神衛生上よくない
いつのまにか私の中にもそのイズムが浸透してきて
現実に世の中という世界そのものすべてが
嘘であるかのように思えてしまう
だったらいっそのこと
すべてが初めからフィクションであると規定されている
映画のような世界に住みたいけれど
そうは天狗が許さないわけで
だから今度はもっと明るくましな映画を観ようと思ってみたものの
今日借りた3本は
ジャ・ジャンクー『青の稲妻』
ジョージ・ルーカスアメリカン・グラフィティ
押井守イノセンス
だった



アジャパー



今日は映画のレビューです