完璧なる群像劇 5点
『THE GODFATHER』(邦題:ゴッドファーザー)
製作:1972年 アメリカ 監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ 音楽:ニーノ・ロータ 出演:マーロン・ブランド/アル・パチーノ/ジェームズ・カーン/ジョン・カザール/ダイアン・キートン/ロバート・デュヴァル/リチャード・カステラーノ/タリア・シャイア
言わずと知れたコッポラの代表作であると同時に、70年代屈指の娯楽映画の傑作。
どうしよう、凄い
「どうせエログロの仁義系でしょ?」と避けていたけど
心からI'm sorry
ただのドンパチものじゃない
もう「ただの映画」とか言えない
完璧に完璧
フィクションなのにノンフィクションのような
ここまで細部まで徹底して作りこまれた映画は見たことない
圧倒的な世界観はもう感涙に等しい(←さすがに大げさ)
犬ならぜったいチワワだろうへっぽこマイケルが狂気に身を染めていくプロセス、
一大帝国を築いたうけくちドン・コルレオーネの死に姿
えとせ虎えとせ虎
ありえないほど鮮烈なシーンがありすぎる
量的に吉野家で換算するならぜったい特盛
もうこれひとつで論文が書けてしまう
兎に角、映画に完全体があるんだとしたら圧倒的にコレだと思う
GODMOVIE(←重々しく発音しよう)
観るまで死ねない