21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)

21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)

この本はネタバレが厳禁だから(一応)控えるが、弾切れ、スタミナ切れでものすごく平凡なラストだと思う。
よつばと! 7 (電撃コミックス)

よつばと! 7 (電撃コミックス)

大好きなよつばと。この漫画は「どこにでもないのにどこにでもある」というアンビバレントな思いを抱かせる。きっとその鍵のひとつはたしかに背景にあるのだろうけど。いやそれにしてもしかし、これほどなにも起こらないのに、なぜこんなにも再読に耐え、読んでいて面白いのだろう。
ポーの一族 (3) (小学館文庫)

ポーの一族 (3) (小学館文庫)

萩尾望都の画力UPと相まり、(感情)描写のタッチが劇画化する。特にエドガーの目の多層性は、(あえて言えば)「薔薇」だが、正直には私はこの目を語る言葉を未だ持たない。メリーベルエドガーの幻影に幽閉される人々の儚さに見惚れ。「永遠」に出会ったとき、自分ならどうするだろう。