船を建てる 下

船を建てる 下

なにかしらの「ロジー」に結びつく(ついてしまう)ロゴスでは描けない世界。ただ絵が3枚並んでいるだけで、「ロジー」などなくとも、物語は生まれる。そのとき振動させられているのは読者のコノテーションであり、「終わり」の記号たちに呼び起こされた、読者の「心」だ。
日常のパレードはまた、終末のサラダボウルでもあって。
鬼好き。