日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)

日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)

ある程度予想のつくヤラセ的なオチの基準値を悉く飛び越えてくる不倶戴天(意味なし)な落としの数々。「萌え」であることの必然性を内爆破してしまうようなこの漫画の「萌え」にはなにか新しい可能性を感じてしまう。漫画って面白い!
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

このマンガを読め!2008 』(フリースタイル)で1位に挙げられていたので読。
各話にこれといった主人公はなく、これといった展開もなく、(本来)ひとつひとつの出来事が持つ(であろう)「空気感」が丁寧に記述されている。毒気のない岡崎京子とでもいえばいいか。悪くない。