村上春樹さん:小説「海辺のカフカ」を米誌が絶賛
村上春樹さんの小説「海辺のカフカ」の英訳本「カフカ・オン・ザ・ショア」が米国内で出版され、米雑誌「ピープル」の最新号(1月17日号)の書評欄で絶賛されている。同誌の採点票は最高で星四つだが、「海辺のカフカ」は星三つ半を獲得。同誌は「村上は魔法を使って、いく通りにも解釈できる夢のような光景を描き出した。結末では何も終わらない。読者のなかには読み終えて頭痛がする人もいるだろうが、5回繰り返して読む人もいるだろう」と称賛した。』

村上春樹は昔は『ノルウェイの森』とか『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』とかいろいろ読んだけど、今はあまり読んでないな。英訳本だと日本語のあの微妙な表現はどうやって訳しているのか気になる。現代作家で歴史に残るとしたら、やはりダブル村上、ばなな、宮部ぐらいになるのかな。それにしても、村上春樹のことを聞くと、自分も含め、たいていの場合「“昔”は読んだなー」と返ってくるのは気のせいでしょうか。