私的辞書「パンダ」

自分でも、最近気づいたのだが、私は意外とパンダが好きだ。パンダそのものはもちろんのこと、たぶん、それと同じぐらいパンダのグッズも好きだ。
先日も、横浜の中華街に行った際に、むしょうにパンダのマトリョーシカが欲しくなり買ってしまった。なぜだかは分からないが、パンダグッズを目にするとやたらときめく時がある。
思えば、パンダの魅力はかなり不明である。やつは、柄が違うだけで、要はクマそのものだ。馬鹿でかいし、いつもユーカリの葉を食らってラリってやがる。しかもあの色はなんだ。緑に囲まれた竹林で生活してるくせに、色は白と黒ときてる。これじゃ目立ってしょうがないはずだ。
少なくとも、パンダが山中を歩いていても、決して「きゃー、かわいい」といって近寄れる代物ではないだろう。
それなのに、動物園の目玉は相変わらずパンダであるし、中国から新しい子がやってくればニュースにもなる。女性ファンも多い。
パンダ。なかなかあなどれない奴だ。


お詫び:ユーカリを食べているのは我らがコアラちゃんでした。めんどくさいんで直しませんが、正しくは、パンダはササを食べています。