笑いながら銃をぶっ放す子ども達の姿は圧巻  4・5点

『CIDADE DE DEUS』(邦題:シティ・オブ・ゴット)
製作:2002年 ブラジル 配給:アスミック・エース 監督:フェルナンド・メイレレス 出演:アレクサンドル・ロドリゲス/レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ/セウ・ジョルジ/アリス・ブラガ/ダグラス・シルヴァ

これは凄い!!
前々から観たいとは思っていたけど、
ここまでおもしろいとは思わなかった。


とにかく、画面全体から溢れ出るエネルギーと、
映像映像ひとつひとつのスピード感が凄まじ過ぎる!
「走る」という行為ひとつにしても、
こんなに力強く、野生的に撮れるなんてもう、


フォーーーーー!!!


私なんかはもう最初のニワトリのワンシーンで
物語にどっぷりと引き込まれてしまい、
130分なんていう時間も、
文字通り「あっ」という間に感じた。


ストーリーが、実話をもとにした、
ブラジル・リオの貧民街で起きたギャング間の抗争。
というだけに、
内容はかなりダークだけど、(←バッタバッタと人が死ぬ)
物語ひとつひとつの紡ぎ方が凄いうまい上に、
スタイリッシュなカメラワーク+センスのいい音楽で、
けっこうポップにまとめられていて、
雰囲気としては、かなりロックストックに似てる。(←好き好き好き)
もう文句無しに良し。
super schön!!!!!


なんか、私では
書けば書くほど作品が陳腐に見えてしまうので、(←大傑作に言葉は入りません)
おわり。


ブラーボ!!