わたしはよくそれを父親殺しという

『OLDBOY』（邦題：オールド・ボーイ）
製作：2004年 韓国　監督：パク・チャヌク　原作：土屋ガロン　出演：チェ・ミンシク／ユ・ジテ／カン・ヘジョン

2004年のカンヌ映画祭で審査委員長を務めたタランティーノ監督が絶賛、みごと同映画祭グランプリに輝いた衝撃のサスペンス。土屋ガロン（作）と嶺岸信明（画）の手による同名漫画を「ＪＳＡ」のパク・チャヌク監督が映画化。理由も分からぬまま15年間も監禁された男の壮絶な復讐の旅路をユーモアをにじませつつ力強く描く。主演は「シュリ」のチェ・ミンシク。

わたしはよくこれをエディプス・コンプレックスという。
ドイツ人の友人のけっこうな勧め（プッシュ）で見ることとなった。しかしなぜこうも韓国の映画（ともう一般化してしまっても私的にはまったく問題ないように思うが、便宜上）の一部はグロ（グロとはつまりグロテスク）なのだろうか？ストーリー上、この映画にグロは必要ないと強く思うのだがどうしてグロい。でも途中のスパルタンＸのような横スクロール・アクションシーンはえらくかっこいいな。

そういえば、今までつけていた（私なりの）点数評価（点数で評価）だが、最近、統計もとい数字表記による単純化に基づく、複雑性縮減の危険性を痛感したので、やめた。というか、すでにやめている。変わりにこれからは、適当になんらかのものに例えて評価することにする。栄えある第一回目、オールド・ボーイは…
総評：リポビタンDを飲もう