えくぼの表象文化論

マグロが、マグロが、ってそんなにマグロが食いたければ、胸の内を吐露すればいいだろう。
「えくぼ」のどこがカワイイのかサッパリ分からない。あれはただのくぼみだ。ただのくぼみがかわいいわけはない。いまのところ視覚的に、くぼみ(穴)=かわいい、この穴チョウカワィイんだけど、みたいな美意識は見たことはない。じゃあなぜ、えくぼが好き、なクボミマニアがでるのか。それはえくぼがなにかを表象してるからだ。そこで出した結論。
えくぼ=笑顔。
言い換えれば、えくぼが出ている=笑っている、と視覚的に判断(断定)できる、ということだろう。つまり、えくぼが好き、というか、笑顔が、好きなのだ。また逆に、笑顔にえくぼが必要、ということは、えくぼのない笑顔は笑顔ではない、というか、笑顔かどうか判断がつきづらい、と推論できる。くり返しになるが、えくぼ=かわいい、というはずはない。あれはただのアナ、もしくは、シワだ。
だから、えくぼが好きな人はをふだん、笑顔じゃない笑顔(=愛想笑い)、を多く感じているのではないだろうか。えくぼ=カワイイ、という美意識はそんな「笑顔じゃない笑顔」が氾濫する真実が分からない社会を反映しているのではなかろうか。
だが、愛想笑いって、とても「人間」的だ。
これで、えくぼ、についてはとりあえずの結論がでた。しかしまだ、なぜ男は巨乳に惹かれやすいのか、に関しては依然として謎だ。
ちなみにワタシは女の人が、くしゃみ、や、鼻をかんでいる、または、すすっている、ところが大好きだ。なぜかはキモカワイイと同じ身体性にあるのだと最近きがついた。
では、キモカワイイ、という、アンビバレントな身体性、とはどのようなものか?
はい、こんなこと書いてないで、ワタシはメディアと人間についての卒論書きましょう。