尽生

(あらいぐま)パスカルの有名な人生観。『パンセ』から。

われわれは絶壁が見えないようにするために、何か目をさえぎるものを前方においた後、安心して絶壁のほうへ走っているのである。

暗い!なんて暗い!でも「暗い」ってなんだ?パスカルの「暗さ」発生のメカニズムは面白い。そして、(ニーチェを待たずして)ヴェール…。

ふと、中央線。(ミシュラン)デブがよくしゃべるのは、生存本能だろうか。それともダイエットだろうか。温暖化で、世界は沈みデブが浮く、そんな末景。
(まだちゃんと読んだわけではなく断片から伝わってくる印象にすぎないけれど、)ヘタな(ありがちな)フマニスムを交えずに、ルーマンぐらいきれいさっぱりと「システム」で人―生を説明してくれると、むしろ爽快で。