NOTE

シンクロとアナクロの草枕

いつのまにかシンクロをしっかりと欠かさずに見ていた。4日間であるが競技の中継はもちろん翌日の新聞、ゲット・スポーツに至るまですべてを自然と網羅した。なにより見ていて、あの文字通りチーム一丸となって演技をする姿が見ていて本当にうれしかったか…

たとえ英語で「Not」と言われてもドイツ語なら「Need」にもなるから安心だ

ぽつと思いついたことをnoteする、そういうことがとてもnotだと思う。時代は「身近社会」になってきている。それがインターネットの影響だと言いたい。チープ革命の影響も少なからずあるだろう。だがこれはかなり恣意的で主観的だ。だから「たい」と魚に希望…

愛くるしい人々=愛狂しい人々

たとえば、それは『KING KONG』も。 日本人の−すべてではない−(やはり、芸術における、と注釈しておいた方がいいのか)恋愛狂ぶりには驚かされる、というのはレトリックであり、実際(ってなんだ?)には、呆れさせられている。最近(この言葉はつねに「何…

結婚式は結構です(Anti-Hochzeit)。

Jetzt in Vorbereitung.

回顧録:自転車考

Jetzt keine Zeit haben. Bis morgen (oder uebermorgen) warten Sie bitte!

回顧禄:リアルが見えない

図書館の外で誰そが誰そために喜びの雄叫びをあげている。 誰その喜びに誰そが協参し、協讃している。 無論、そんなこと、ぼくにはできない。 なぜならぼくが絵に描いたようなエゴイストだからだ。 では、絵に描いたようなエゴイストとはなにか。 それは、ぼ…

世界の車内から

帰国後、はじめて満員電車に乗った。 いや、都内一沿線の家賃が安いと聞く西武線に満員電車は存在しないから、 大学に入ってからはじめて満員電車に乗った。 正確にいうならば、満員でもない。 満員という語が乗車率100%を指すなら、 中央線のピーク時は…

短絡的辞典

世にいう短絡的とは以下のようなことである。 ぼくは、風呂が好きだから、浮浪者だ。 ぼくは、少し寒がりだから、プチ・ブルだ。 ぼくは、株の売買が好きだから、ケーキ屋さんだ。 ぼくは、きょう死ぬから、教師だ。 ぼくは、ポスター貼りが好きだから、刑事…

徹夜で哲也なんか読んでも所詮おまえはやずやだ

書物を読んで、話を聞いて、頭で考えて ある「分かった」という結論に達しても、それは幻想でしかない あくまでも、ただ「分かったつもり」になっているだけだ 昔から、ただより怖いものはない、という そんなものは夜と塵のようにうすっぺらく、箒で掃いて…

Ça va ? なのか 鯖なのか?

気になりすぎて木になるほど気になることがある ガンダムに出てくるハロに、「Hallo!」と言ったら ハロは、「こんにちわ」と認識するのだろうか それとも、「ハロっ」と呼ばれていると認識するのだろうか コートニー・ラブに、「I love you」と言ったら コー…

秘め事は「生」がいい

ぼくは、ビールも「生」、中継も「生」が良いなら、意気も「生」がいい だから、ぼくがいくら教授の接頭辞に「バカ」「クソ」、接尾辞に「じじい」をつけても、 それはしょうがない、から母さん買ってきて だってぼくの意気は「生」なもんで、 陸に打ち上げ…

ふんどし

冬の寒さは体を硬くしもするが 縮こまらせもするようだ 塩をかけたナメクジみたいに しゅわしゅわ溶けてにゅるにゅるになっていく 前に止める、病めることも止める やめない だから 腹筋と背筋を鍛えてシュワちゃんになろう 太陽の中のエリマキトカゲでもい…

自己分析中:エラン・コラージュ

人の行動様式、感情の発話の99・999%は コラージュで構成されている でもコラージュは普段は目にみえず コラージュのシーンと実際の行動が合致したときのみ見ることができる このコラージュにもいろいろあって より影響力の高い強コラージュから 弱コ…

アンチもしくはウンチ

現在、通例となっている多くの構図が嫌だ 男と女の、社会と個人の、修飾と被修飾の、 これらを無自覚に受け入れることなんてできない ぼくが普通じゃないのか いやたしかに頭でかちだけど いつだって普通の自負はあるし もしぼくが正常でないのなら 進んで異…

がんばれ毛根24時

伸びては切って 伸びては切って 散髪なんてとても不毛に思えることもあるけど 伸びることがなければ 切ることもないわけで、 やっぱり伸びるってことは必要なんだ 仮に世界皆坊主だったら 「剃る」しかないものな

音楽の傾聴についての考察

僕は最近好んで演歌の『居酒屋』を聞いているけど、 僕はべつに「演歌」を聞いてるわけじゃない 僕が聞いているのは演歌に見える世界観だ だからひとつメロディーを聞くにしても 旋律を分解した時の技巧なんてものはどうでもいい 僕が聞いているのは そのメ…

音楽の実践についての考察

野球ではうまいものとヘタなものが 一緒にプレーすることはあまりない 1軍と2軍で、シード制で、リーグ別で、 それは分類されている プロ野球では野球を中心に生活を構築することが許されている 草野球では野球を中心に構築することが許されていない 2つ…

まで死ねるか

ふと、気がつくと ぼくは死んだ 死が今日が来ないことで 生が今日が来ること 生と死は違うけど 生きていることは 死んでいないこととも違う でも、生きていないことと 死んでいることは同じ 死ぬほどの楽しさも楽しさで 死ぬほどの悲しさも悲しさで 映画を見…

アカデミー、その場で成されることのない興味の死

理己実というこの世代の中で 興味は死んだ すべてが実利と成すためだけの客体に 変換されるがのみにあり すべてが目的するためだけにあることを欲する たとえ、そこのあなたがまだどこかに 興味という錯誤を保持していても あくまでも副次的興味であり 趣味…

複製技術時代におけるラーメン店舗

なにかいつもあまり行かないような土地に行くと、 その土地でしか食べられないものを食べたくなる、私 で、私の場合は基本独りで行動しているので それがラーメンだったりすることも多い、なにせお手軽だし、Leckerだし、 が、どうだろう 今、ラーメンで、(…

ふつうの定義

海外に行くと自分の中にあった 「ふつう」が分からなくなるなんてことはよくあることで、 Deutschlandに行った時は 鉄道の鉄橋の上のところに人が2人で座って ふつうに会話をしていたのを見て そりゃあ驚いたものだ まあ、そんな大げさなことではなくても …

覆水盆に還る

私は今とてもムカついている 何って、時間にだ この時間という概念はなかなかにタチが悪い 考えついた人は、もう生きてはいないだろうけど 安らかに眠ってないで反省してほしい この時間というやつのせいで もう私の人生はがんじがらめだ だら〜と、まあ永遠…

My first impression for Hideo Furukawa

私にとって彼の小説を読むということは いかにも、もの凄い高いですよ、といった包装に これでもかと言わんばかりに ワレモノ注意のシールがベッタリと貼られた 荷物を運んでいるときのような、 そんな感覚に近い すべての文字ひとつひとつが 「ちょっと待っ…

ビニール傘とブックカバーにおける共通性について

私は自分のしている行為を隠すということがわからない 人前でハナクソをほじらないとか、 努力を人に見せないとか、 そういうことはではなくて 自分がしたくてしているのにも関わらず それを隠すという行動をなぜとるのだろう テレビが好きでよくみているの…

プロフィールの写真を変えました

今日から下半身ということもあり(←正しくは下半期) プロフィールの写真を一新しました。 写真の意味は、 ドストエフスキー<若年期> ↓ ドストエフスキー<晩年期> ということ 言葉がいらないなら、言葉なんか使わない

此処ニッポンに生まれて

池袋の街に出ると ぶくろ祭りなるものが開かれている。 そこでは、囃子のリズムが地表を叩き、 僕の心は躍らせられる。 やっぱり僕のからだには日本人の血が流れているし、 僕の鼓動は日本のリズムを刻んでいる。 たしかに僕は、 radioheadをはじめ、 洋楽が…

いやっ、見たくないから…

MSN毎日インタラクティブからこんな記事です。 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050909k0000m040118000c.html いや、分かるよ。 その気持ちは分かるよ。 パンダの2歳の誕生日を祝ってあげようっつーね。 でも、あんた、 どう考えても…

だからはダメだから

自分はなにか、 自分はとてもダメ人間だな、と感じるとき、 過去を振り返り、 ああ、あのときこうしておけばよかった。 ああ、あのとき、ああしていたから、今自分はこうなってしまっているんだ。 と考えてしまうことがある。 でも、これは間違っていた。 過…

太古のじゃがりこ?

みなさんは、じゃがりこに新しい味が出ているのを知っていますか? その名も、 「じゃがりこ ジュラシックソルト味」 買っちゃいますよねー、これ。 だって“ジュラシック”ソルトですよ! なんてロマンティック! 太古にとれた塩味なのか、 それとも、 汗っか…

根無し草

私はふとした時(とくに歩いてる時)なんかに、よく「自分が小説に書かれたら、どんな風に書かれるのかな?」なんてことを考えることがある。自分で自分を書くのではなく、誰か自分を知っている人が自分を書くとき、自分はどう書かれるのか、興味がある。 自…